怪異・ホラー小説&コミック 発売日カレンダー
掲載数: 136 | 更新: 2026/09/23

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文学賞一覧 主催: KADOKAWA 2019年〜現在

横溝正史ミステリ&ホラー大賞 歴代受賞作アーカイブ

2019年に「横溝正史ミステリ大賞」と「日本ホラー小説大賞」が統合して誕生した、KADOKAWAが主催する国内最高峰の公募新人エンタメ文学賞。ミステリとホラーの境界を打ち破る革新的かつ恐怖と謎解きに満ちた新世代の傑作を発掘し続けています。

開催回数: 8
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収録受賞作: 15 作品
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開催回クイックジャンプ

大賞選出回 大賞該当なし(佳作・短編賞等)

第46回

2026年
大賞

初髪下ろし

著者: 水沢文尾

――樟脳の匂い。それは僕にとって、大事な死者の忘れ形見だった。 その村では人が死ぬと、霊は徐々に若返り、やがて赤子に戻る。死者が女なら「初髪下ろし」の儀式を行い、成仏を促すという。 将来に悩む美大生・洞口航は、漆掻きのアルバイトの面接を受けた。謎めいた女性に採用されて山村に向かったものの、到着するなり思いもかけぬ事態に遭遇する。集落の長に「初髪下ろし」の役目を押しつけられたその夜から、不穏な影が身辺に忍び寄る。 「お前、このままだと死ぬぞ」 怯える航を見かねた漆掻きの親方が明かしたのは、村が隠してきた想像を絶する闇だった。

第45回

2025年
大賞

うたかたの娘

著者: 綿原芹

道に佇む不気味な人物をきっかけにしてナンパに成功した「僕」。相手の女性と雑談をするうちに故郷の話になる。そこは若狭のとある港町で、奇妙な人魚伝説があるのだ。そのまま「僕」は高校時代を思い出し、並外れた美しさで目立っていた水嶋という女子生徒のことを語る。彼女はある日、秘密を「僕」に明かした。「私、人魚かもしれん」幼い頃に〈何か〉の血を飲んだことで、大病が治り、さらには顔の造りが美しく変化したのだと――。

読者賞

夢詣

著者: 雨宮酔

その悪夢、見れば、死ぬ―― ”順番”が来るまでに、解呪の鍵を探し出せ。 「もうすぐ私が御血をいただける順番です」 “死に至る夢”を見ると訴えていた女性と老人が突然死し、 老人の胃から人外の血液が発見された。 2人の患者の死後、精神科医・紙森千里にも悪夢は「感染」り、 謎の儀式に参列する夢を見る。 一方、都市伝説〈呪夢〉を追うオカルトライターの伊東壮太 は、 死亡した同業者のメモ「鍵は夢詣」からある孤島の奇妙な祭祀の存在を知り――。 書店員からの圧倒的支持を受けた、 第45回横溝正史ミステリ& ホラー大賞〈読者賞〉受賞作。

第44回

2024年
大賞

責任

著者: 浅野皓生

雪の深夜の当直中、刑事の松野徹は不審車両に遭遇し職務質問する。運転手の藤池光彦は急発進、徹は追跡するが車は交差点に突っ込み、光彦と通りかかった車の家族四人が死亡する大惨事となる。警察への批判が強まりかけたとき、光彦が事故直前に強盗致傷事件を起こしていたと判明、非難は遺族に集中した。冤罪を疑う光彦の両親から再捜査を嘆願された徹は、自責の念に誘われるように引き受けてしまう。新事実など出てきようがない、はずだったが――。

優秀賞

死に髪の棲む家

著者: 織部泰助

幽霊作家(ゴーストライター)の仕事のため出雲秋泰が訪ねた素封家の屋敷には、死者の口に毛髪を詰めるという奇妙な因習があった。折しも屋敷では身元不明の老人が髪の毛で首を吊る怪事件が発生、秋泰は死体の番をせよと裏山の番屋に閉じ込められる。翌朝、床を人毛が埋め尽くし、死体は別人に入れ替わっていた! これは怪異か人の悪意か、すべてを説明する推理は存在するのか? 息もつかせぬ第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作。

🦇 書影準備中
カクヨム賞

神鳴り

著者: 岩口遼

未書籍化(Web小説サイト『カクヨム』にて全36話公開)

ℹ️ 絶版・品切 カクヨムで読む

第43回

2023年
大賞

をんごく

著者: 北沢陶

大正時代、大阪・船場。画家の壮一郎は妻・倭子の死を受け入れられず、口寄せ巫女のもとを訪れる。しかし降霊は失敗し、巫女は警告した。「奥さんな、去んではらへんかもしれへん―気をつけなはれな」白粉の匂い、気に入りの簪…小さな怪異と亡き妻の気配が家中に漂いはじめた頃、異形と化した倭子の霊が現れる。霊について探る最中、壮一郎はエリマキと呼ばれる顔のない存在と出会い、忌まわしい事実を知ることとなる―。

第42回

2022年
大賞

君の教室が永遠の眠りにつくまで

著者: 鵺野莉紗

大嫌い、大好き。――だからお願い、地獄に落ちて。 二人の少女をめぐる、運命と戦慄の「百合」×「ホラー」 30年以上、正体不明の灰色の雲に頭上を覆われている北海道F町。この町に暮らす小学六年生の遠野葵は、同級生の落合紫子が無二の親友であり、また友情を超えた感情をも抱きながら幼い日々を幸福に暮らしていた。しかし、葵が犯した過ちがきっかけで、研究者をしている紫子の父のスキャンダルが暴かれる。紫子は町中からバッシングされ、学校でも激しいいじめに遭ってしまう。葵は謝罪すらできないまま、紫子は転校して町を去る。同じ頃、町では住人が相次ぎ失踪する事件が起き、新しい担任の狭間百合が学校にやってくる。百合は葵に「私はあなたの秘密も過ちも知っている。そして私だけがあなたを助けることができる」と告げる。その言葉に従い、葵は恐ろしい儀式に手を染める。やがてついに、葵たちは運命の日を迎えることになるのだが……。スクール・ホラー、クローズド・タウン、そして儚い百合ロマン。ミステリとホラー、それぞれの読者を驚愕させる、規格外の横溝正史ミステリ&ホラー大賞「優秀賞」受賞作

読者賞

異形探偵メイとリズ 燃える影

著者: 荒川悠衛門

漫画家を目指す高校生の秋人(しゅうと)はある晩突然、不気味な「何か」に襲われる。直後、唯一の理解者の兄が行方不明に。兄を捜すべく訪れた奇妙な探偵事務所で秋人は、奇怪な存在「異形」を追っているという所員のメイとリズに出会う。リズの目には、秋人に取り憑く異形の影が映っていた。異形と兄の失踪、そしてリズたちが追うある人物。全てが繋がったとき、驚愕の展開を迎える! 第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞<読者賞>受賞作。

第41回

2021年
大賞

虚魚

著者: 新名智

怪談師を生業としている三咲は、体験した人が本当に死ぬ怪談を探している。相棒は「呪いか祟りで死にたい」というカナちゃんだ。新たな怪談が見つかると、死ねるかどうか確かめてくれる。そうして”本物”を見つけたら、あの男に復讐ができる。 ある日、カナちゃんが「釣ると死ぬ魚」の噂を聞きつける。静岡県のある川の河口付近で見たこともない魚を釣った人が、数日のうちに死んでしまったというのだ。類似する怪談を知らなかった三咲は、噂の発生源を辿って取材を始める。すると、その川沿いには不思議なほどに共通点を持った怪談が伝わっていることが分かってきた。これは偶然か、それとも狗竜川には怪異の原因が隠されているのだろうか。もしや、この怪談を追えば、ついに”本物”に辿り着けるのではないか? “本物”の怪談の気配を感じ、三咲は調査にのめりこんでいく。しかし、うまくいくということは、カナちゃんが死んでしまうということだ。自分はそれを望んでいるのだろうか――? 第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞、圧巻の〈大賞〉受賞作! 解説:小野不由美  カバーイラスト:遠田志帆

読者賞

デジタルリセット

著者: 秋津朗

許すのは5回まで。次は即リセット――。理想の環境を求めるその男は、自らの基準にそぐわない人間や動物を殺しては、別の土地で新たな人生を始める「リセット」を繰り返していた。 一方、フリープログラマーの相川譲治は、シングルマザーの姉親子の失踪に気付く。姉と同居していたはずの男の行方を追うが……。 デジタル社会に警鐘を鳴らすシリアルキラーが誕生! 第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作。

第40回

2020年
大賞

火喰鳥を、喰う

著者: 原浩

全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。 選考委員、激賞!令和初の大賞受賞作! 「恐怖と謎がしっかりと絡んでいる。ミステリ&ホラー大賞にふさわしい」――有栖川有栖氏 「謎への引きこみ方が見事。読了後は心地よい酩酊感に襲われました」――辻村深月氏 信州で暮らす久喜雄司に起きた二つの出来事。ひとつは久喜家代々の墓石が、何者かによって破壊されたこと。もうひとつは、死者の日記が届いたことだった。久喜家に届けられた日記は、太平洋戦争末期に戦死した雄司の大伯父・久喜貞市の遺品で、そこには異様なほどの生への執着が記されていた。そして日記が届いた日を境に、久喜家の周辺では不可解な出来事が起こり始める。貞市と共に従軍し戦後復員した藤村の家の消失、日記を発見した新聞記者の狂乱、雄司の祖父・保の失踪。さらに日記には、誰も書いた覚えのない文章が出現していた。「ヒクイドリヲクウ ビミナリ」雄司は妻の夕里子とともに超常現象に造詣のある北斗総一郎に頼ることにするが……。 ミステリ&ホラーが見事に融合した新鋭、衝撃のデビュー作。

読者賞

ナキメサマ

著者: 阿泉来堂

高校時代の初恋の相手・小夜子のルームメイトが、突然自宅に訪ねてきた。 音信不通になった小夜子を一緒に探して欲しいと言われ、倉坂尚人は 彼女の故郷、北海道・稲守村に向かう。 しかし彼女はとある儀式の巫女に選ばれすぐには会えないと言う。 しばらく村に滞在することになった尚人達は、神社を徘徊する異様な人影と遭遇。 更に人間業とは思えぬほど破壊された死体が次々と発見され……。 大どんでん返しの最恐ホラー、誕生!

第39回

2019年
大賞

お孵り

著者: 滝川さり

結婚の挨拶のため、婚約者・乙瑠の故郷を訪れた佑二。そこは生まれ変わりの伝説がある村だった。やがて乙瑠は村で里帰り出産をすることになったが、子供は生まれ変わりを司る神として村に囚われてしまい!?

優秀賞

血の配達屋さん

著者: 北見崇史

家出した母を連れ戻すため、大学生の私は北国の港町・独鈷路戸にやって来た。赤錆に覆われ、動物の死骸が打ち捨てられた町は荒涼としている。あてもなく歩くうち、丘の上の廃墟で母と老人たちが凄まじい腐臭の中、奇妙な儀式を行っているのを目撃する。それがすべての始まりだった――。真の“恐怖”をあなたは体感する。阿鼻叫喚、怒涛の展開に絶句するノンストップ・ホラー! 第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞優秀賞受賞作。

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